令和5年度 海老名総合病院 病院情報の公表

■はじめに

DPC/PDPS制度とは、DPC/PDPS【Diagnosis Procedure Combination(診断群分類)/Per-Diem Payment System(1日当たり包括支払い制度)】の略称であり、入院される患者さんの病名・症状・治療行為をもとに厚生労働省が定めた1日当たりの定額点数から入院医療費を計算する、急性期入院医療を対象に平成15年4月より導入された制度です。

※保険診療にて入院された患者さんが対象となりますので、自動車賠償責任保険・労災保険・自費等はDPC制度の対象外となります。

■「病院指標」・「医療の質指標」とは

当院では、DPCデータから全国統一の定義と形式に基にした指標を作成し、皆さんに当院の特徴や診療内容を知っていただくため、情報公開を進めています。

今回公表している指標は、令和5年4月1日から令和6年3月31日に在院・退院・外来受診された患者さんのデータを基に作成しています。

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養2セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 388 173 281 512 593 1,153 1,613 3,577 3,273 707
令和5年度中に当院を退院された患者さんの数を、入院時の年齢ごとに集計した指標です。
地域医療支援病院として県央地域の医療を担う当院が所在する海老名市は、令和5年度において、高齢化率がおおよそ4人に1人にあたる24.7%となっており、神奈川県内でも比較的高齢化率が低い地域となっています。しかし、当院に入院される患者さんの約75%が60歳以上の方々です。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
呼吸器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 81 24.78 20.60 34.57% 83.57
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 - 2あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 71 3.85 2.98 1.41% 72.9
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2なし 62 20.95 18.65 17.74% 76.61
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 36 18.94 13.59 22.22% 78.14
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 27 16.52 13.52 22.22% 79.78
当院の呼吸器科は、2020年度より呼吸器外科、呼吸器内科の診療体制となっています。
最も多い症例は誤嚥性肺炎の入院で、次いで、肺癌診断のための経気管支肺生検目的の入院が多くなっています。また、間質性肺炎については急性増悪の症例が多く、原因に応じて適切な治療を行っています。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 24 7.75 9.89 0.00% 68.88
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 24 9.67 9.54 0.00% 28.79
040200xx99x00x 気胸 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 22 7.5 9.17 0.00% 42.59
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 - 2あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - - - -
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - - - -
当院の呼吸器科は、2020年度より呼吸器外科、呼吸器内科の診療体制となっています。
呼吸器外科では主に肺癌、気胸に対しての手術を行っております。

※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 46 8.98 6.37 0.00% 3.3
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 41 8.2 5.96 4.88% 0.63
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 38 8.42 5.62 0.00% 2.97
040070xxxxx0xx インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2なし 22 8.55 5.86 0.00% 1.59
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2なし 22 3.59 5.64 4.55% 5.41
当院の小児科では、気管支喘息発作などの呼吸器疾患の症例の入院が最も多く、次いでRSウイルス・ヒトメタニューモウイルスといった感染症による気管支炎の症例が多くなっています。いずれも検査結果や経過に合わせた治療で、しっかり元気になってから退院します。また、産科と連携し、院内出生の病児の入院管理(保育器、点滴、光線療法等)も行っています。 
外科(消化器外科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 108 3.22 4.55 0.00% 69.97
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 77 11.61 15.12 1.30% 72.82
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 67 7.91 8.95 1.49% 73.6
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 49 4.78 5.29 0.00% 41.08
060210xx9700xx ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術あり 処置1なし 処置2なし 47 12.17 13.96 2.13% 73.49
消化器外科では、大腸癌に対する切除等の症例を数多く取り扱っており、県央地域でトップクラスの症例数を誇っています。
鼠径ヘルニア、大腸癌、次にイレウス(腸閉塞)や虫垂炎の症例が多く、急性虫垂炎に対する切除術では、入院翌日までにほぼ全症例の患者さんに緊急手術を実施しています。
外科(乳腺外科)
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし 74 7.68 9.88 0.00% 63.95
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない) 26 3.85 5.64 0.00% 60.31
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他手術あり 処置2なし等 - - - - -
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 処置2なし - - - - -
090010xx011xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術等 処置1あり - - - - -
当院の乳腺外科では、乳腺外科医2名の診療体制になっています。
乳癌は女性の癌発生数で最も多い疾患であり、当院では手術や化学療法、ホルモン療法など幅広い治療を行っています。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 133 32.29 25.50 66.92% 81.61
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 67 8.04 4.76 0.00% 64.19
160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 定義副傷病なし 56 6.16 5.23 0.00% 49.57
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 36 14.61 14.00 2.78% 74.17
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 23 22 18.32 4.35% 50.91
当院の整形外科では、高齢者の股関節や大腿骨の骨折症例が最も多くなっています。その他スポーツ障害も多く、膝、肩、足関節の手術は関節鏡視下の手術を基本としています。整形外科では単に手術療法のみを行うのではなく、各種の保存療法、特にリハビリテーション科とは密接な連携をとりながら診療をすすめています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 - 2あり 定義副傷病なし 重症度等発症前Rankin Scale 0、1又は2 121 15.05 15.57 32.23% 75.96
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 98 18.34 19.09 51.02% 67.43
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 - 4あり 定義副傷病なし 重症度等発症前Rankin Scale 0、1又は2 87 13.54 15.70 28.74% 71.94
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 65 14.05 9.88 10.77% 78.08
010040x199x0xx 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2なし 37 21.95 22.61 62.16% 72.76
当院の脳神経外科では、脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)全般を担当しており、中でも脳梗塞が最も多い症例となっています。当院は、脳卒中に対する急性期医療の提供に力を入れており、24時間365日体制で、救急患者さんの受入れを行っています。
また、機能回復のためのリハビリテーションも充実し、機能障害の状態に応じて早期から理学・作業・言語療法を実施しています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2なし 46 5.89 10.42 0.00% 75.22
050161xx9901xx 大動脈解離 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 - 1あり 18 15.17 20.58 0.00% 68.28
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等2 - 1あり 16 21.38 21.52 6.25% 66.13
050161xx97x1xx 大動脈解離 その他の手術あり 手術・処置等2 - 1あり 16 33.25 28.09 18.75% 67.38
050161xx01x0xx 大動脈解離 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2なし 11 8.91 13.08 0.00% 65.55
当院の心臓血管外科では、大動脈瘤や弁膜症に関する手術症例が多く、中でもステントグラフト内挿術を行う症例が多くなっています。また、症状等に応じた平均在院日数の短縮に力を注いでいます。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
マタニティセンター
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120260x002xxxx 分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満) 骨盤位娩出術等 112 7.44 6.73 0.00% 32.21
120260x001xxxx 分娩の異常(分娩時出血量2000ml未満) 子宮破裂手術等 89 9.42 9.31 0.00% 32.27
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 72 9.01 9.34 0.00% 34.33
120010xx99x70x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 - 7あり 定義副傷病なし 48 2.96 4.05 0.00% 61.25
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし 28 2 2.96 0.00% 43.25
当院の産婦人科では、自然分娩が大半を占めておりますが、お産の中でも保険診療で算定される、帝王切開や吸引分娩などを集計しています。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 重症度等両眼 575 3 4.46 0.00% 74.96
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 重症度等片眼 203 3 2.54 0.49% 73.09
020280xx97xxxx 角膜の障害 手術あり - - - - -
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術なし - - - - -
当院の眼科では、白内障に対する手術目的の症例が多くなっています。
特に両眼の手術を受ける患者さんが大半で、在院日数が3日と全国と比較して短いことも特徴です。また、角膜の障害に対して角膜移植術も行っています。
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泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 303 3.08 2.44 0.00% 73.69
110070xx03x20x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 - 2あり 定義副傷病なし 83 6.18 6.59 0.00% 73.83
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病なし 70 4.54 5.22 1.43% 61.86
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 53 10.34 11.19 0.00% 70.28
110200xx02xxxx 前立腺肥大症等 経尿道的前立腺手術等 44 7.05 7.75 2.27% 72.34
県央地区では泌尿器科を標榜する医療機関が少なく、当院では救急医療から良性疾患まで泌尿器科領域疾患の治療を幅広く行っています。その中でも前立腺生検検査を目的とした短期入院が最も多く、次いで膀胱癌に対して経尿道的膀胱悪性腫瘍手術を施行する症例が多くなっています。悪性腫瘍の手術は多くが腹腔鏡手術で施行し、入院にて化学療法も実施しています。良性疾患の尿管結石や前立腺肥大症などの症例も多くなっています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 225 4.08 4.26 0.00% 69.52
050070xx01x10x 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 - 1あり 定義副傷病なし 206 4.47 6.06 0.00% 68.28
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 - 1あり 手術・処置等2なし 重症度等他の病院・診療所の病棟からの転院以外 183 2.34 3.05 0.00% 70.85
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 105 9.29 11.54 0.95% 69.47
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 重症度等他の病院・診療所の病棟からの転院以外 94 16.24 17.38 6.38% 82.13
当院の循環器内科では、狭心症などに対する心臓カテーテル治療のための入院、及び治療前後の心臓カテーテル検査のための入院症例が多くなっています。
なお、心臓カテーテルによる治療は狭心症だけでなく、急性心筋梗塞などの症例でも実施されます。この治療方法は、血管内にカテーテルという細い管を挿入し、検査や治療を行うもので、カテーテル治療は開胸の必要がないため身体への負担も少なく入院期間が短いというメリットがあります。
また、心房細動などの頻脈性不整脈に対するアブレーション治療や、完全房室ブロック、洞不全症候群などの徐脈性不整脈の患者さんに対するペースメーカー植え込み治療も行っております。加えて、リードレスペースメーカーの対象となる患者さんの治療も積極的に行っております。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 34 25.85 20.60 23.53% 84
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2 - 1あり 30 13.77 13.81 0.00% 67.33
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 25 3.52 7.57 0.00% 65.84
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 重症度等他の病院・診療所の病棟からの転院以外 20 18.95 17.38 10.00% 82.25
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 20 21.5 13.52 10.00% 79.4
当院の腎臓内科では、誤嚥性肺炎にて救急搬送された治療症例が多く、次いで人工透析導入の症例が多くなっています。
救命救急センター
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 93 6.48 8.38 8.60% 57.51
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 60 2.83 3.62 0.00% 47.63
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 44 6.59 9.88 9.09% 75.66
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 44 9.45 19.34 79.55% 80.05
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 43 5.6 7.19 6.98% 57.14
当院の救急科では、交通外傷・転倒などによる外傷症例や薬物中毒、てんかん発作など幅広い症例を対象としています。重症外傷、敗血症性ショック等の集中治療を要する症例にも対応しています。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x0xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2なし 39 7.95 9.08 20.51% 74.1
130030xx99x9xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 - 9あり 34 13.35 12.88 2.94% 71.41
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2 - 2あり 33 42.7 36.15 0.00% 56.33
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 - 5あり 32 18.53 19.61 3.13% 74.88
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 30 27.07 20.60 33.33% 85.17
血液内科では、悪性リンパ腫疑いで生検を依頼される症例も多く、次に悪性リンパ腫に対する化学療法や、化学療法に付随する感染症、輸血対応なども行います。その他にも、多発性骨髄腫や再生不良性貧血、特発性血小板減少性紫斑病など、血液疾患全般に対する治療を行っています。また無菌室管理を要する症例に対しては、無菌管理を行っています。一般内科として誤嚥性肺炎などの加療も行っています。退院については、ご本人の意向や全身状態、ご家族の希望に沿えるように、積極的にメディカルソーシャルワーカーと連携しています。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 162 8.36 8.75 3.09% 76.3
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 58 8.22 7.61 1.72% 74.66
060140xx97x0xx 胃十二指腸潰瘍、胃憩室症、幽門狭窄(穿孔を伴わないもの) その他の手術あり 手術・処置等2なし 54 10.28 10.92 5.56% 69.57
060340xx99x0xx 胆管(肝内外)結石、胆管炎 手術なし 手術・処置等2なし 54 10.69 9.55 9.26% 79.39
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 44 7.32 7.58 2.27% 69.41
当院の消化器内科では、総胆管結石などによる胆管炎に対して、内視鏡的胆道結石除去術や乳頭切開術、胆道ステント留置術等を実施する入院症例が最も多くなっています。次いで早期胃癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術、胃潰瘍・十二指腸潰瘍による出血に対する止血術を行なう症例が多くなっております。
糖尿病センター
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 - 1あり 44 12.16 13.99 4.55% 68.84
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2なし 26 8.04 10.66 0.00% 65.81
100040xxxxx00x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 16 16.75 13.15 6.25% 57.63
100040xxxxx10x 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2あり 定義副傷病なし 10 9.9 18.91 0.00% 38.2
10006xxxxxx1xx 1型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 - 1あり - - - - -
当院の糖尿病内科では、血糖コントロールや糖尿病教育を目的とした2型糖尿病の症例が多くなっています。1型糖尿病や糖尿病合併妊娠などの症例には、インスリンポンプ療法などの先進的な治療に取り組む一方、糖尿病ケトアシドーシスや高血糖浸透圧症候群、低血糖など糖尿病緊急症や糖尿病性足壊疽、進行腎症などの重症糖尿病合併症の治療も行っています。
総合診療科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 92 28.26 20.60 23.91% 80.18
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 69 17.81 13.52 20.29% 77.78
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 29 19.52 12.88 13.79% 72.21
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 重症度等他の病院・診療所の病棟からの転院以外 24 18.96 17.38 16.67% 81.5
180010x0xxx2xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 - 2あり 23 40.61 31.28 30.43% 78.83
当院の総合診療科では、肺炎、尿路感染症をはじめとする感染症症例での入院が多くなっていますが、入院時に病名が特定できない患者さんも数多く診療しています。また、救急科をはじめ、各診療科と連携し、患者さんに必要な医療を提供しています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 23 2.26 2.82 0.00% 79.09
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 14 4.29 7.22 0.00% 81.36
070010xx010xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし - - - - -
080007xx97xxxx 皮膚の良性新生物 その他の手術あり - - - - -
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1なし - - - - -
当院の形成外科では、目があきにくくなり生活に影響を及ぼす眼瞼下垂の症例が最も多くなっています。
また、皮膚の悪性腫瘍や軟部腫瘍に対する腫瘍摘出術も多く行っております。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 60 - 11 - 39 - 1 8
大腸癌 42 39 54 31 70 11 1 8
乳癌 39 44 10 - - - 1 8
肺癌 22 - 14 49 14 20 1 8
肝癌 - - - - 23 14 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
令和5年度中に当院を退院された5大がん(胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝臓癌)について、初発患者さんを病期分類別、再発患者さんは期間内の患者数(延べ患者数)を集計した指標です。なお、年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
大腸癌のステージⅠ及びⅡ・Ⅲ、乳癌のステージⅠ及びⅡの手術症例が多くなっており、胃癌と肺癌については様々なステージにおいて手術を行なっています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 11 9.36 53.55
中等症 134 15.81 77.14
重症 33 23.42 82.52
超重症 12 13.75 82
不明 - - -
令和5年度中に、病院外で肺炎を発症し、当院に入院された患者さんの数を重症度別に集計した指標です。
重症度分類は、成人市中肺炎診療ガイドライン(日本呼吸器学会)による重症度分類A-DROPスコアを用いており、患者数が一番多いのは、中等症の134件、平均年齢77.14歳、続いて重症が33件、平均年齢82.52歳となっており、重症度に比例して患者さんの平均年齢も上昇している傾向です。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 416 20.39 76.68 39.42%
その他 61 20.26 68.98 47.54%
令和5年度中に当院を退院された脳梗塞の患者さんを集計した指標です。
集計は、医療資源を最も投入した傷病名が「脳梗塞(I63$)」である患者さんの数、平均在院日数、平均年齢、転院割合を発症日からの期間で集計しています。
発症から3日以内の患者さんの39.42%が他の医療機関へ転院しています。救急車の受け入れや脳梗塞の初期治療に対応している当院では、長期のリハビリテーションなどが必要な患者さんとそのご家族には、院内のMSWに相談していただき、転院先などを決定します。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術 肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの) 23 4.87 2.74 0.00% 26.61
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) 13 1.69 4.92 0.00% 68.31
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 部分切除 - - - - -
K5132 胸腔鏡下肺切除術 部分切除 - - - - -
K5143 肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの - - - - -
当院の呼吸器科は、2020年度より呼吸器外科、呼吸器内科の診療体制となっています。
呼吸器外科の手術では、気胸や肺癌に対して実施された手術の約95%の症例が、低侵襲な胸腔鏡下手術にて行われています。
また、肺癌術後の再発防止を目的とした術後補助化学療法や、再発症例に関する化学療法についても積極的に取り組んでおり、日常生活を維持したまま外来通院で化学療法をお受けいただけます。
東海大学医学部付属病院と連携し放射線治療を含めた治療を選択することも可能です。

※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
外科(消化器外科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 101 0.6 1.58 0.00% 68.86
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 81 3.01 9.83 2.47% 72.64
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 68 1.04 6.4 2.94% 68.87
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの 49 0.51 3.27 0.00% 41.08
K655-22 腹腔鏡下胃切除術 悪性腫瘍手術 26 1.38 9.5 0.00% 74.92
消化器外科の手術では、腹腔鏡下鼠経ヘルニアが最も多く、他にも腹腔鏡下手術として、大腸癌手術、胆嚢摘出術、虫垂炎手術、胃切除等実施しています。傷が小さく術後回復が早いなどのメリットがある腹腔鏡下手術で患者さんの早期退院と苦痛軽減に寄与しています。2023年11月からはダヴィンチによる手術症例も実施しております。
また、開腹手術も含め、胃・大腸・膵臓など悪性疾患に対して症例が増えており、特に大腸癌では、県央地域でトップクラスの実績をあげています。
外科(乳腺外科)
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 45 1.0 5.3 0.00% 64.29
K4762 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 26 1.5 2.1 0.00% 60.31
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) 23 1.0 6.1 0.00% 62.39
K4766 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施する) - - - - -
K4764 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴う)) - - - - -
乳腺外科における乳癌の手術症例については、全切除術や部分切除術(温存手術)を行っています。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨,上腕,大腿) 102 4.68 17.53 41.18% 77.79
K0462 骨折観血的手術(前腕,下腿,手舟状骨) 86 2.67 10.53 3.49% 64.7
K0483 骨内異物(挿入物を含む。)除去術(前腕,下腿) 85 1.18 3.12 2.35% 52.18
K0811 人工骨頭挿入術(肩,股) 72 6.72 24.68 69.44% 82.71
K0463 骨折観血的手術(鎖骨,膝蓋骨,手,足) 58 1.86 8.67 1.72% 55.03
当院の整形外科では、手術が必要な大腿骨近位部骨折や手関節周囲骨折など骨折の入院患者が多く、50歳代から80歳代の幅広い年齢層の患者さんに対応しています。また膝靭帯断裂手術や膝周囲骨切り術後も多く施行しており、抜釘の為の「骨内異物(挿入物を含む)除去術(下腿)」も多くなっています。当科では救命救急センターと連携をとり、緊急入院や緊急手術を要する外傷にも対応しています。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 83 0.86 13.06 12.05% 78.89
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 51 4.78 7.51 13.73% 77.24
K178-4 経皮的脳血栓回収術 36 0.22 24.08 63.89% 77.28
K1781 脳血管内手術 1箇所 28 0.57 17.18 14.29% 59.68
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 23 0.78 23.65 34.78% 64.43
当院の脳神経外科では、慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術が最も多く実施され、次いで頚動脈ステント留置術が実施されています。この頚動脈ステント留置術は脳梗塞を予防するために実施されるもので、脳卒中の急性期治療だけではなく脳卒中を予防するための治療にも力を入れています。
また、経皮的脳血栓回収術、脳血管内手術(脳動脈瘤に対するコイル塞栓術)、脳動脈瘤頚部クリッピングも多く実施されています。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5612ロ ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 33 1.27 8.18 3.03% 73.97
K5612イ ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) 22 4.86 8.05 4.55% 71.64
K5601ニ 大動脈瘤切除術(上行)(その他) 13 3.38 22.85 15.38% 67.15
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) その他のもの 13 0.92 1.38 0.00% 74
K5551 弁置換術 1弁のもの 12 6.83 25.83 8.33% 73.25
当院の心臓血管外科では、入院症例(「診断群分類別患者数等」)と同様にステントグラフト内挿術が最も多く、開心術や血管の手術も数多く行っています。また、患者さんには安全に手術を受けていただき、短期入院での社会復帰を目指しています。
マタニティセンター
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8981 帝王切開術 緊急帝王切開 109 1.63 6.99 0.00% 32.86
K893 吸引娩出術 103 2.07 5.04 0.00% 32.38
K8982 帝王切開術 選択帝王切開 75 1.6 6.96 0.00% 33.79
K867 子宮頸部(腟部)切除術 28 0 1 0.00% 43.25
K8881 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(開腹によるもの) 17 1.59 6.76 0.00% 48.65
当院の産婦人科では、分娩の基本を自然分娩+無痛分娩(予約制)としています。ハイリスク妊婦の増加に伴い、帝王切開術も行っていますが、吸引分娩も行っており、できるだけ経腟分娩を心がけています。ハイリスクの内容は、妊娠糖尿病・妊娠高血圧症候群で、また、40歳前後の初産妊婦も増加傾向にあります。当院には妊娠糖尿病や糖尿病合併妊婦の専門医(糖尿病内科医)がおり、産科医と連携し妊娠分娩の管理を行います。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 769 1 1 0.00% 74.52
K259 角膜移植術 - - - - -
K279 硝子体切除術  - - - - -
K2821イ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 縫着レンズを挿入するもの - - - - -
K2822 水晶体再建術 眼内レンズを挿入しない場合 - - - - -
当院の眼科では、「診断群分類別患者数等」と同様に、白内障に対する水晶体再建術が最も多く、その他に角膜移植術や硝子体切除術を実施しております。                                     ※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 128 1.35 4.57 0.00% 73.85
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 72 1.33 4.83 2.78% 72.1
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 64 1.08 2.5 1.56% 61.25
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 49 1 8.18 0.00% 70.2
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 48 1.23 6.77 0.00% 71.23
当院の泌尿器科では、膀胱癌に対し膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用)を多く施行しています。次いで水腎症に対して経尿道的尿管ステント留置術や尿管結石に対し結石除去術の手術症例が多くなっています。また、2023年からロボット手術機器「ダヴィンチ」を導入しました。小さい傷口で術中の出血量が少ないことがメリットです。
出来る限り患者さんに負担の少ない低侵襲な治療を目指しています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 219 1.77 2.84 0.46% 68.45
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 163 1.86 2.78 1.23% 70.77
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 91 1.27 4.21 2.20% 75.1
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術 急性心筋梗塞に対するもの 86 0.08 12.05 4.65% 69.9
K5481 経皮的冠動脈形成術(特殊カテーテルによるもの) 高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテルによるもの 42 1.98 5.45 2.38% 73.62
当院の循環器内科では、入院症例(「診断群分類別患者数等」)と同様に狭心症などの虚血性心疾患が多く、冠動脈ステント留置術などカテーテル治療を中心に行っています。急性心筋梗塞に対する緊急のカテーテル治療も同様に対応しております。また、石灰化病変に対するロータブレーターやショックウェーブカテーテルを用いた治療やDCA(冠動脈粥腫切除術)による治療も行っています。
その他に、不整脈に対するアブレーション治療や下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管拡張術、徐脈性不整脈に対するペースメーカー植え込み治療も実施しております。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純) 37 6.24 10.89 2.70% 65.95
K635-3 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 - - - - -
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) - - - - -
K6147 血管移植術、バイパス移植術 その他の動脈 - - - - -
K6105 動脈形成術、吻合術 その他の動脈 - - - - -
当院の腎臓内科では、血液透析導入のための、シャント設置術を施行している患者さんが最も多くなっています。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
血液内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置 10 3.3 14.5 0.00% 67.9
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K0461 骨折観血的手術 - - - - -
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置 頭頸部その他に設置した場合 - - - - -
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 - - - - -
当院の血液内科では、化学療法を実施するための植込型カテーテル設置(ポート挿入)や、リンパ節摘出術を行っています。
また、この集計の対象外ではありますが、造血幹細胞移植(末梢血幹細胞移植)も行っています。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 108 1.91 8.96 2.78% 78.94
K654 内視鏡的消化管止血術 74 0.78 9.93 8.11% 72.64
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) 60 1.88 4.48 3.33% 72.68
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 55 0.49 6.85 1.82% 74.67
K6872 内視鏡的乳頭切開術 胆道砕石術を伴うもの 38 1.87 9.76 10.53% 73.66
当院の消化器内科では、胆管炎や閉塞性黄疸に対する内視鏡的手術を最も多く実施しており、次いで内視鏡的消化管止血術となっています。また、早期胃癌や大腸癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術などの内視鏡的治療術の提供をしております。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2191 眼瞼下垂症手術 眼瞼挙筋前転法 19 0 1.32 0.00% 78.16
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術 単純切除 14 0.29 2.29 0.00% 80.36
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術 11 0.64 2.45 0.00% 55.45
K0871 断端形成術(骨形成を要するもの) 指(手、足) - - - - -
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径4cm以上 - - - - -
当院の形成外科では、眼瞼下垂症手術、皮膚の悪性腫瘍切除術を短期入院で行っています。
また、足壊疽などに対する断端形成術、軟部腫瘍に対する摘出術も行っております。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
救命救急センター
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K386 気管切開術 19 8.21 42.79 57.89% 79.63
K6151 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等) 止血術 12 0.25 11.25 33.33% 69.75
K6021 経皮的心肺補助法(1日につき) 初日 11 0.73 24.09 27.27% 62.45
K601-21 体外式膜型人工肺(1日につき) 初日 - - - - -
K0463 骨折観血的手術 - - - - -
当院の救急科では、救急搬送される患者様を幅広く対応しています。
集中治療室では膜型式人工心肺を用いた呼吸・補助循環治療を要する重症度の高い症例を多く診療しています。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる - -
180010 敗血症 同一 47 0.38%
異なる 39 0.35%
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 54 0.44%
異なる - -
令和5年度中に当院を退院された患者さんのうち、播種性血管内凝固(DIC)、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症について集計した指標です。
手術・処置の合併症では、当院の最も多い疾患として、術後感染となっており次いでカテーテル関連尿路感染症となっております。発症後、適切に対応する為に外来や救急での受け入れ態勢を整えております。
※年間症例数が10件未満の場合は「-」で表示しています。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
1,213 1,089 89.78%
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが「中」以上の手術を施行した退院症例につき、肺血栓塞栓症の予防対策(弾性ストッキングの着用、間歇的空気圧迫装置の利用、抗凝固療法のいずれか、または2つ以上)が実施された症例の割合です。
血液培養2セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
4,004 2,810 70.18%
血液培養オーダー日数に対する、投与開始初日に血液培養検査を実施した症例の割合です。
ただし、血液培養陰性化確認の際には、1セットのみ採取とすることもあり、上記データにはそれも含まれます。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
1,056 902 85.42%
広域スペクトルの抗菌薬が処方された退院症例につき、入院日以降抗菌薬処方日までの間に細菌培養同定検査が実施された症例の割合です。
更新履歴
2024年9月26日
令和5年度 海老名総合病院 病院情報の公表