診療科・部門紹介

栄養科

一般の方、これから入院される方へ

私たち栄養士は、患者さん1人1人に栄養面でのサポートを行い早期の退院への手助けになるよう働きかけています。
また、入院中だけでなく退院後を見据え、質の高い食事を継続できるように栄養の相談も行っています。

⾷事

⼀般⾷

◆咀嚼・嚥下に問題がない⽅
◆特別な栄養制限が不要な⽅

嚥下調整⾷

◆咀嚼⼒・嚥下機能が低下している⽅

治療⾷

◆糖尿病・腎不全・⼼不全など病態に応じた栄養調整が必要な⽅

⼀般⾷
⼀般⾷>常⾷
  • 特別な⾷事療法を必要としい患者
  • 健常者が摂取している⾷事で⾷材の種類や調理法に制限がない
  • エネルギー:1600/1800/2000kcal
  • たんぱく質:65〜80g
  • 脂質:45〜50g
  • 炭⽔化物:240〜310g
  • 塩分:7.0〜7.5g
⼀般⾷>全粥⾷
  • 発熱
  • 下痢
  • ⾷欲不振
  • ⻭や⼝腔内異常
  • 消化吸収⼒低下
  • ⽔分を多く含み、軟らか飲込やすい主⾷
  • 噛む⼒・嚥下機能は保たれているが、固いご飯だと⾷べにくい時
  • 術後や体調不良時など、胃腸への負担を少し軽くしたい時の⾷事
  • ⾷欲低下時でも汁気が多く、⼝に運びやすく⼀⼝⽬のハードルが低い
  • エネルギー:1600kcal
  • たんぱく質:70g
  • 脂質:40g
  • 炭⽔化物:240g
  • 塩分:7.0g
治療⾷
治療⾷>エネルギーコントロール⾷
  • 糖尿病
  • ⾼⾎圧症
  • 脂質異常症
  • ⾼尿酸⾎症・痛⾵
  • ⼼疾患(⼼筋梗塞)
  • ⼼不全)
  • 動脈硬化症
  • 脳梗塞
  • 肝疾患
  • 肥満症(BMI35以上)
  • エネルギーを9段階で設定、適切なPFCバランス🠊適切な体重を⽬指し合併症予防
  • 主⾷量を調整し、糖質量をコントロール🠊⾎糖スパイクの抑制
  • 野菜や海藻を多く使⽤し、⾷物繊維をしっかり!
  • 塩分を6g/⽇未満に制限し、⾎圧コントロール🠊主⾷パンは無塩パン、ジャム・バター・味噌汁はつかない
  • エネルギー:1200/1300/1400/1500/1600/1700/1800/1900/2000kcal
  • たんぱく質:40〜85g
  • 脂質:30〜60g
  • 炭⽔化物:155〜280g
  • 塩分:6g未満
治療⾷>P食 たんぱく質制限食
  • 急性腎炎・慢性腎炎
  • 腎不全
  • ネフローゼ
  • 腎疾患その他
  • 肝硬変・肝不全
  • 糖尿病性腎症
  • 妊娠高血圧症候群
  • たんぱく質•塩分•カリウムを制限しつつ、エネルギーは十分確保🠊腎臓への負担を減らし、腎機能悪化のスピードを緩やかにしたり、尿毒症症状(倦怠感•食欲低下など)を軽減する
  • 肉・魚・卵・大豆製品などの量を調整し、たんぱく質量を抑えている
  • 主食に低たんぱく米を使用することがある
  • 果物は缶詰を使用し、カリウム量を抑えている
  • エネルギー:1200/1500/1800/2100kcal
  • たんぱく質:30/35/40/50g
  • 脂質:30~55g
  • 炭⽔化物:200~350g
  • 塩分:6g未満
  • カリウム:2000mg/日
  • 水分:1000ml/日
治療⾷>P食 透析食
  • 急性腎炎・慢性腎炎
  • 腎不全
  • ネフローゼ
  • 腎疾患その他
  • 肝硬変・肝不全
  • 糖尿病性腎症
  • 妊娠高血圧症候群
  • 透析をされている方が対象
  • 透析でアミノ酸が失われるため、たんぱく質は“しっかりとる”
  • 塩分•カリウム•水分は制限
  • エネルギー:1200/1500/1800kcal
  • たんぱく質:50/60/70g
  • 脂質:25~50g
  • 炭⽔化物:190~265g
  • 塩分:6g未満
  • カリウム:2000mg/日
  • 水分:1000ml/日
治療⾷>易消化食
  • 胃•十二指腸潰瘍
  • 消化管術後
  • 食物繊維•脂質•刺激物を控え、胃腸の動きや胃酸分泌を刺激しない食事
  • 調理法:「煮る」「蒸す」を中心に、油を多く使う調理法は控える
  • 避ける食材•料理: 油揚げ、厚揚げ、揚げ物
    春菊、ニラ、アスパラガスなど香りや筋の強い野菜
    マンゴー、パインなど繊維が多い果物
    さば、豚肉など脂肪分の多い魚や肉
    酢の物、カレーなど刺激の強い味付け
  • エネルギー:1600kcal
  • たんぱく質:70g
  • 脂質:40g
  • 炭⽔化物:250g
治療⾷>低脂肪食
  • 胆石・胆嚢炎
  • 胆石症による閉塞性黄疸
  • 胆嚢炎による閉塞性黄疸
  • 膵炎
  • その他膵疾患
  • 脂質を制限することで膵液分泌を抑え、膵炎や閉塞性黄疸の悪化を防ぐ食事
  • 「ゆでる・蒸す・煮る」を中心とした、さっぱりした味つけ
  • 脂身の多い肉、鶏皮、さば・さんま等の脂の多い魚は制限
  • 脂身の多い肉、鶏皮、さば・さんま等の脂の多い魚は制限
  • 低脂肪でもエネルギー不足にならないよう、炭水化物を十分にとる
  • エネルギー:1300kcal
  • たんぱく質:60g
  • 脂質:10g
  • 炭⽔化物:240g
  • エネルギー:1500kcal
  • たんぱく質:65g
  • 脂質:25g
  • 炭水化物:255g
治療⾷>低残渣食
  • 対象疾患
  • 潰瘍性大腸炎
  • 憩室炎
  • 食物繊維の多い食品を控え、腸管の負担を減らす食事
  • 食物繊維•種•皮の多い食品を控える
  • 野菜はよく煮て軟らかくし、量も控えめ
  • エネルギー:1600kcal
  • たんぱく質:75g
  • 脂質:30g
  • 炭⽔化物:250g
  • 食物繊維:10g程度
治療⾷>6回食
  • 消化管術後
  • 胃腸疾患
  • 胃切除術後など、一度にたくさん食べると嘔気•腹痛•ダンピング症状が出やすい方ための方の食事
  • 食事を6回に分けることで、胃腸への負担や血糖の急激な変動を抑えつつ、1日の必要な栄養を無理なくとることができる
  • 3食+3回の間食(10時/15時/20時)に分けて摂取
  • 間食はスープやジュース、ゼリーなど飲み込みやすく、エネルギーやたんぱく質が補えるもの
  • エネルギー:1100~1600kcal
  • たんぱく質:55~70g
  • 脂質:35~40g
  • 炭⽔化物:115~240g
嚥下調整⾷
  • 飲み込みや咀嚼といった嚥下機能の低下が見込まれる場合に、嚥下機能のレベルに合わせた食事
  • 飲み込みやすいように食形態やとろみ、食塊のまとまりやすさなどを調整している
  • 嚥下機能に応じて、ゼリー・ミキサー・ムース形態など段階的に食形態を調整
  • 言語聴覚士、看護師と連携し、誤嚥性肺炎の予“食べる楽しみ”の両方を目指しています
  • 訓練ゼリー
  • ゼリー⾷
  • ミキサー⾷
  • ソフト⾷
  • ⼀⼝⼤とろみ⾷
嚥下調整⾷>嚥下ピラミッド

⽇本摂⾷・嚥下リハビリテーション学会では、嚥下⾷を嚥下のレベルによって5段階に分類しています。当院の嚥下⾷はこの嚥下⾷ピラミッドに合わせた⾷事を提供しています。

イベント食

季節や時期の行事に合わせた「イベント食」を提供しています。食事は楽しみの1つであり、委託給食会社スタッフが心を込めてメニューを立て、患者さんに喜んでいただける食事を提供しています。

産婦・お祝膳

出産後、栄養のバランスを考えた食事を提供します。朝は和・洋を選択できます。
出産後お祝の気持ちを込めてお祝膳を提供いたします。和・洋から選択できます。
現在、産婦食並びにお祝膳の内容を見直しております。2026年2月にリニューアル予定です。今しばらくお待ちください。また、見直し期間中は、食事内容が一部変更となります。あらかじめご了承ください。

お祝膳(和食)
和食1
和食2
お祝膳(洋食)
洋食1
洋食2
栄養相談のすすめ

医師の指示により「食事療法」の必要性のある患者さんへ管理栄養士による栄養相談を行っています。

【時間】1回 20~30分
【実施日】(月~金曜) 9:00~11:00、14:00~17:00 (土曜) 9:00~11:30

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