当院では、インシデント報告システム「ファントルくん」を活用しています。
「ファントルくん」に記載された報告を全例医療安全対策室で確認・管理を行っています
患者への影響度の大きさに応じて、医療事故等のレベルを以下の通り分類しています。
レベル0~3aはインシデント、レベル3b以上はアクシデントとします。
患者さんに影響を及ぼすことはなかったが、「ヒヤリ」「ハット」とした経験を有する事例を「インシデント」として報告しています。
区分 | 内容 | |
---|---|---|
インシデント | レベル0 | 当該行為が患者には実施されなかったが、仮に実施されたとすれば何かしらの 被害が乗じたであろうと予測される場合 |
レベル1 | 当該行為が患者に実施されたが、結果的には変化が見られなかった場合 | |
レベル2 | 当該行為を原因として、観察の強化や検査の必要性が生じた場合 | |
レベル3a | 当該行為を原因として、簡単な処置や検査が必要となった場合 | |
アクシデント | レベル3b | 当該行為を原因として、濃厚な処置や検査が必要となった場合 |
レベル4 | 当該行為を原因として、永続的な行為所が残った場合 | |
レベル5 | 当該行為が死因となった場合(原疾患の自然経過によるものを除く) |