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病院紹介 病院長挨拶

病院長挨拶

「地域に根差した病院」であり続けるために

海老名総合病院院長 服部 智任

病院の基本理念「仁愛の精神のもとに、皆さまと共に考える医療をめざします」

海老名総合病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
新たな年度にあたり、一言ご挨拶申し上げます。

いよいよ働き方改革関連法案が施行となります。この法律は残業時間を減ら し働く人の健康を守ることに主眼が置かれた法律です。
病院職員全員が健康的で穏やかな状態であればこそ、患者さんやご家族の 方々に安心、安全な医療を届ける事ができます。
そのために当院でも、この働き方改革に積極的に取り組んでいこうと考えております。

一方でマスコミにも度々取り上げられましたが、医師の残業時間に関しましては、適用が5年間猶予されました。現時点でこの法律を全ての医師に適用してしまうと、地域医療が崩壊してしまうと判断されたためです。
実は病院に勤めている多くの医師が残業をすることで地域医療が成り立っています。今回の国の調査では、病院勤務医の約42%が過労死ラインと呼ばれる月80時間以上の残業をしていることがわかりました。急性期病院と言われる病院が提供している24時間365日対応の救急医療や高度な医療提供は、医師の長時間労働の上に成り立っているのです。
手前味噌になりますが、当院の医師たちも本当に働き者で、残業を厭わず日々の業務を行っております。しかし、過労死ラインを超えた残業をしながらの医療提供では、いずれ破綻してしまうことは明白です。

今回の法律では、働く人の健康を守るために今までより厳しい残業時間制限が設けられています。病院として5年以内に医師の働き方を変えるシステムを整える事が義務付けられています。残業時間制限が適用されるということは、医師が病院にいる時間は今までよりも限られたものとなります。
そのような中で、どのようにして地域に切れ目のない医療を提供していくべきか頭を悩ませております。

医療関係者だけでこの課題を解決するのが難しいことは国も理解しており、そのため「上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」が設置されました。
その中では医療を受ける側と医療を提供する側の双方からメンバーを選出し、現状の理解を深めるとともに、これからの医療との接し方について話し合いが行われました。メンバーの一人であるタレントのデーモン閣下が、この件に関してテレビで発言されていたのをご覧になった方もいるのではないでしょうか。この懇談会からは、医療を受ける側、提供する側の双方がお互いを尊重しながら理解を深めていくことが大事であるというメッセージが発信されました。

懇談会からのメッセージも含め、私たちも地域のみなさん、医師会、行政といった多くの方々と相談しながら、海老名総合病院が地域に寄り添った安心、安全の医療を届ける事ができるよう努力をしてまいります。

これからも、どうぞよろしくお願いします。

海老名総合病院 病院長 服部智任

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