診療科・部門紹介

放射線技術科

部門紹介

放射線科、放射線技術科では、放射線科医師が読影診断・血管造影検査・治療部門(IVR)を担当、診療放射線技師が撮影、画像作成を担当し、各科に画像診断情報を提供しています。

当院は、2004年から医用画像システム(PACS)・放射線情報管理システム(RIS)・放射線読影レポートシステムの3つのシステムを導入し、海老名の同一法人からなる3施設のどの施設で検査しても、電子カルテ上ですぐに画像参照や、読影結果を見ることができます。一つのサーバーでの3施設連携は、国内でも極めてまれなケースです。

スタッフ紹介

放射線科医師 5名 日本医学放射線学会専門医:5名
マンモグラフィ読影試験認定取得医師:3名
診療放射線技師 28名 マンモグラフィ技術試験認定取得技師:9名
肺がんCT検診認定技師:1名
胃がん検診専門技師:2名
受付事務 7名

(2017年2月現在)

私たちは患者さんが安心してX線検査を受けられるように日々努力しています。 特にX線撮影時の被曝線量についても不必要な被曝をしないように十分な注意をはらっています。各種X線検査・放射線についてご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

電話:046-233-1329
放射線技術科 直通

X線診断装置紹介

X線診断装置一覧
一般撮影装置 3台 パノラマX線断層装置 1台
CT(マルチディテクター) 2台 ポータブル撮影装置 3台
MRI(1.5テスラ) 1台 外科用X線TV装置(手術室) 2台
X線TV装置(DR) 1台 心臓カテーテル装置(バイプレーン) 1台
乳房撮影装置 1台 血管撮影装置 DSA 1台

(2017年2月現在)

一般撮影装置(レントゲン撮影)

当院の一般撮影室ではデジタルX線画像診断システムを用いています。
当システムはフィルムの現像時間を要することなく撮影後数秒で画像を表示させることが可能です。また、放射線画像管理システムを導入していますので、画像をデジタル情報としてサーバーへ保存、過去に撮影した(システム導入2005年以降)画像を参照することも容易です。

FCR VELOCITY U

X線TV撮影装置

X線透視により人体内部をリアルタイムに観察しながら検査を行います。
食道・胃・十二指腸・小腸・大腸などの消化器造影検査をはじめ、各診療科による造影検査(尿路・子宮卵管・関節腔・脊髄腔)、内視鏡や超音波を併用した検査、透視下整復、栄養サポートチームによるVF検査(嚥下評価)などを行っています。

島津 FLEXAVISION(DR)

マルチスライスCT 平成24年度検査実績:18,256件

当院では、2014年4月に東芝製80列CT“Aquilion PRIME” を導入しました。0.5mm×80列検出器・回転速度0.35秒で高精細かつ高速撮影が可能となりました。頸部から骨盤までの撮影をわずか10秒ほどで行うことができます。被ばく線量の低減も考えられた、より患者さんにやさしいCTとなっています。

東芝 Aquilion PRIME

MRI1.5テスラ 平成24年度検査実績:4,703件

当院のMRI検査は24時間緊急対応の体制をとっています。(夜間緊急は頭部、脊髄系に対応)
MRI検査は検査時の騒音や検査時間が長いといったデメリットがありますが、急性期の脳梗塞の診断や造影剤を使わずに血管の描出が可能になるなどのメリットは絶大です。地域の救急医療を支える当院にはなくてはならない装置となっています。

PHILIPS Achieva 1.5T Nova Dual

MRI検査を受けられる方へ
乳房撮影装置(マンモグラフィ)

乳房撮影専用の装置を使用して、乳房内の微小な石灰化や腫瘤・乳腺組織の変化などを描出する検査です。
撮影は上半身裸になり専用のケープを着用していただき、片方ずつ圧迫しながら撮影します。撮影には「マンモグラフィ技術認定」を取得した女性技師が主に担当し、「マンモグラフィ読影認定」を取得した放射線科医が読影を行っています。

GE_Senographe_DS_Stereotaxy

マンモグラフィ(乳房撮影)を
うけられる患者さんへ
DSA(デジタルサブトラクションアンギオグラフィ)装置 平成24年度検査実績:185件

体内血液の流れを画像化し、血管とその支配臓器について病気の診断・治療を行っています。
検査は主に大腿の付け根から直径数ミリの細い管を血管内に挿入し、X線透視下で目的とする血管に誘導後、造影剤を注入し高速撮影をします。また、狭窄・閉塞した血管を拡げ血管の流れを改善する血管拡張術、病変の栄養血管に対し抗がん剤を注入・血管を塞栓して壊死させる治療、出血した血管の止血する治療などを行っています。これらはIVRとよばれ、外科的手術などと並ぶ治療法の大きな柱のひとつとなっています。

GE INNOVA 3100IQ Pro

心臓カテーテル装置(フラットパネルディテクター・バイプレーン)
平成24年度検査実績:1,194件

循環器専用の血管撮影装置でフラットパネルディテクターを2基搭載し、冠動脈から下肢動脈まで循環器領域を幅広く撮影することが可能です。フラットパネルディテクター特有の高精細な画像を生かした高度な治療を24時間体制で行っています。また2012年度より電気生理学的検査(EPS)やカテーテルアブレーションを積極的に行い、不整脈分野にも力を入れています。

PHILIPS AlluraXper FD10/10

骨塩定量測定装置

骨塩定量(骨密度)の測定は骨粗鬆症の早期発見だけではなく、予防という観点からも非常に重要な検査となってきています。当院では最も正確な骨塩定量が測定できるとされるDEXA法を用いて、5〜10分程度の時間で検査が可能となっています。

GE_LUNAR_Prodigy_ADVANCE

診療科・部門に関連する情報